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agaAGAとは

チェックしておきたいAGA=男性型脱毛症

aga

男性にしか発症しない薄毛症状、AGA=男性型脱毛症。

最近頭皮が薄くなってきて髪型が決まらくなってきた。風の強い日に外出することが億劫になってきた。そんな方はまずAGAの原因と対策方法をしっかり学ぶことが大切です。日本全国で1300万人近くが発症していると言われているAGA。その症状や原因、効果的な育毛方法を詳しく解説します。

男性型脱毛症のAGAはどんな症状?

AGAとは、正式名称をAndrogenetic Alopeciaと言います。また別名「男性型脱毛症」と呼ばれており、頭髪が薄くなる状態のことをさします。成人男性に見られ、遺伝や男性ホルモンの影響により、額の生え際や頭頂部がどちらか一方、または双方から薄くなっていきます

通常の毛髪は成長期が2~6年ありますが、このサイクルが何らかの原因で異常をきたし成長期が短くなってしまったり、6年のサイクルが数か月~1年程に縮んでしまったりするのがAGAの特徴です。

毛髪が成長しないうちに抜け落ちてしまうので、AGAの人の抜け毛は成長過程の細く短い毛である割合が多いです。側頭部や後頭部には症状が出にくいですが、頭頂部や前頭部の髪が細く柔らかい印象を受けたり、ボリュームがなくなってきていると感じたりすれば、AGAである可能性が高いと言えます。

日本人は成人男性の4.5人に1人がAGAに悩む

AGAの発症年齢は20代から50台まで様々です。AGAを発症している男性は、現在1295万人と言われています。成人男性の5069万人に対しての薄毛人口が1295万人であると考えると、AGAに悩まされているのは実に4.5人に1人ということになります。

また、ある会社が1998年~2008年にかけて行った調査をもとに発表された薄毛率のランキングによると、東洋では日本がトップとなっています。

AGAを発症する原因は、食事の不規則化、睡眠不足、ストレス、運動能力の低下といわれています。これらも原因であることは間違いありません。

しかし、同じような生活をしていても全員がAGAを発症するわけではありません。次の章では「なぜ発症する人としない人がいるのか?」という部分に注目しそのすべての原因を詳しく見ていきましょう。

AGAが発症する根本的原因

原因1.男性ホルモン

男性には骨格や筋肉を作る、テストステロンという大切なホルモンがあるのですが、このホルモンは前頭部や頭頂部では「DHT(ジヒドロテストステロン))と呼ばれる活性型の男性ホルモンに変貌し、毛髪の働きを抑制するシグナルを出します。

DHTは毛根を委縮させる力が通常の男性ホルモンの10~100倍だと言われています

このようにAGAの原因の一つとして、男性ホルモンの影響が大きく関係しているのです。

原因2.血流の悪化

次に、血流の悪化が挙げられます。実は前述した「生活の乱れ」によるAGA発症はこの要素といえるのです。

髪は毛根から受ける血液が酸素や栄養を吸収して成長していきます。しかし不規則な食事や運動不足、睡眠不足によって頸動脈から首の上に押し上げる血流が弱まると、頭皮体温が下がり、毛根は十分な栄養を受け取れなくなります

さらに、糖尿病、高血圧、動脈硬化によって毛細血管の柔軟性が不十分であればこの傾向が強くなります。

近年は20代でもこのような病気予備軍の方が多数存在し、男性ホルモンが活性化と合わせ一気にAGAを悪化させてしまいます。

原因3.栄養不足

髪は毛根の栄養供給によって生成されるタンパク質ですので、ビタミンや関連栄養素が不足すると毛根そのものが弱ります。

髪を生成するための栄養をしっかりと確保しなければ、生成能力が落ちるだけでなく皮脂などの影響で頭皮がかぶれたり、細菌によって炎症を起こしやすくなります。

髪の毛に特に必要とされている栄養素とは主に、髪の毛の主成分である「タンパク質」、頭皮環境を正常に整えてくれる「ビタミン」、ビタミンの吸収率を上げタンパク質を毛髪へ合成する際に必要な「亜鉛」の3つです。

髪に必要な栄養は身体にも必要なものですので、発毛に必要な栄養素を確実に摂取する必要があります。

原因4.遺伝要素

「親がハゲているから自分もハゲる!」と思う方が多いのですが、これに関しては一概にそう言い切ることはできません。

確かに頭皮脱毛の原因に遺伝的要素はありますが、ハゲが遺伝するのではなく、ホルモン代謝バランスが親から子へ遺伝する可能性があるのです。

例えばガン家系の子孫が全員ガンにかかるわけではないのと同様です。必ず発症するわけではないが発症リスクがあると考えるのが正しい解釈といえるでしょう。

実際の調査で、父親が薄毛の場合は子の2分の1が薄毛になり、母方の祖父が薄毛の場合3分の1が薄毛になるというデータがあります。DHT生成能力が優性遺伝されるという証拠です。

このようにAGAには様々な原因があります。しかし、AGAを発症しても適切な治療でDHT生成を抑えることができるのです。次にその対策方法を見ていきましょう。

髪や頭皮のトータルケアで育毛にアプローチ

AGAは脱毛男性ホルモンによって引き起こされるものですが、脱毛ホルモンのコントロールだけでは効果的ではありません。総合的にアプローチをかける必要があります。

まずは、今まで意識してこなかった環境要因を整えましょう。

  • ☑生活習慣を見直す
  • ☑食事のバランスに気を付ける
  • ☑頭皮のマッサージを行う
  • ☑シャンプーの成分に気を付ける

このほかに病院での投薬治療という方法もあります。しかし、勃起不全、性欲減退、精子の減少といった性機能低下の副作用が出る場合があるので、必ず医師の指導の下服用しましょう。

症状を改善するには、ホルモン治療だけでは時間がかかることや思ったような効果が出ないことがあります。自分の状況に応じて環境要因を整え、トータルで髪や頭皮をケアしていくことが重要です。

AGAチェック

AGAかどうか不安になったらチェックしてみましょう!下記内容に多くあてはまるとAGAの可能性があります。

  • 生え際から薄毛が進行してきた
  • 頭頂部が薄くなってきた
  • 生え際、頭頂部共に薄くなってきた
  • シャンプーやブラッシング時の抜け毛が多くなった
  • 抜け毛や生えている毛に産毛や細くて短い毛が目立つようになった
  • 脱毛した髪の中に成長しきっていない細くて短い毛髪が3割強ある
  • 髪に力がなくなってきた
  • 家族に薄毛の人がいる

まずは自分の頭皮の状態を知るところから

自分の頭皮の状態が気になる人は、病院に行ってAGAかどうかが遺伝子でわかる検査を受けることができます。

また、病院に行くのは気が引けるという人は、自宅でAGA遺伝子検査ができる「AGAドック」というキットも発売されています。わずか30分足らずでAGA遺伝子検査ができるので、かなりおススメです。ネットで注文でき、中身が知られないよう無地梱包で送ってくれるところも安心できるポイントです。

手順は少なく、まずは検査申込書やAGAチェックシート、AR遺伝子検査同意書に記入し、綿棒で頬の内側の細胞を採取した後は返信用封筒に全て入れて返送するだけです。

気になっている方は、いずれかの方法で検査し自身の頭皮の状態を知るところから始めると、自分に合う対策や対処法でAGAと向き合うことができるはずです。