育毛剤育毛の基礎知識

育毛剤の効果がある人と効果がない人

育毛剤

生活習慣は、育毛剤の働きに大きく関わります

乱れた生活習慣、育毛剤の効果はイマイチ

いくら育毛剤をマメに付けていても、生活のリズムが崩れていたり、食生活が乱れていては効果も薄くなります。

他にも「ストレスを感じている」「疲れが残っている」などの不調な身体状態にあると、血液の流れが悪くなり、育毛剤の血行促進効果が得られません。せっかく育毛剤で頭皮ケアしても、髪の毛に栄養を届けられずバランスが崩れてしまいます。

結果として、髪の毛は細くてコシがない状態となり抜けてしまうのです。

育毛剤ではなく、自分の生活習慣を見直してみませんか?

どんな育毛剤を使っても、効果が得られないと感じている人は、生活習慣の部分が整っていない場合があります。育毛剤をつけているから安心だと思っても、生活習慣を改善しなければ、十分な効果は得られません

睡眠をしっかりとっていない場合も効果が薄くなる

髪育成するために必要な時間は、夜の睡眠時間のうち夜10時~深夜2時までです。これは成長ホルモンが最も分泌しやすい時間帯になります。この時間帯にしっかりと睡眠を確保していなければ、健康な髪を作るための細胞の活動を活性化できず、新陳代謝も行われません。

成長ホルモンって何?

成長ホルモンは、身体の成長や代謝を促して、一日の活動で溜まった疲労やダメージを回復するべく脳が分泌するホルモンの一種になります。寝ている間に成長ホルモンが出てくると、細胞が活性化。日中に受けたダメージを修復してくれます。

睡眠中は成長ホルモンの分泌がピークに。細胞分裂が最も活発に行われる時間帯のため、髪の毛もどんどん成長していきます。

夜中に質のよい睡眠をとりましょう

睡眠

育毛剤をつけていても効果が得られないと感じている人は、成長ホルモンが分泌しやすい時間帯にしっかりと睡眠を確保できていない場合があります。また、睡眠時間が極端に短かったり不規則な睡眠であることも効果が得られない理由として考えられます。睡眠はしっかりと確保することが大切です。

もし6時半起床をしなければならないとしたら、一般的に7時間半の睡眠が理想とされているため、夜11時には布団に入っていたいところです。

質のよい睡眠をとる方法

育毛のための睡眠を大切に考えるのであれば、様々な改善や工夫をしなくてはなりません。

寝室やお部屋の空調など眠りやすい環境づくりを

いちばんにあげたいのは、熟睡しやすい環境を整えること。部屋が寒すぎても明るすぎても眠りづらいもの。雑音が聞こえにくい部屋を寝室にしたり空調を整えることも大切です。リラックスして眠りにつける素材の布団や枕に変えてみたり、色合いを考えてみるのもの工夫のひとつです。

食事やお風呂のタイミングを図って眠る時間を考えましょう

2つ目にあげたいが眠りに入る時間帯です。夕食後どのくらいで寝ているかで、身体や睡眠への負担も変わってきます。もしご飯を食べた後すぐに寝る状態であれば、まだ胃の中には消化しきれていない食べ物が残っているでしょう。できれば食後2~3時間は空けてからベッドインしたいところです。またお風呂の時間帯も睡眠には大きく関係しています。お風呂に入ると身体が温まりポカポカ。しかし眠りに入っていくときは、一時的に体温が下がっていきます。体温の低下で神経や脳が静まり睡眠状態に入り込んでいけるのです。そう考えると、お風呂上りのポカポカな状態よりは、少し熱が治まった1時間後くらいが理想的かもしれません。

眠る直前までテレビやPC、スマホを使用しないこと

3つめに気をつけたいことが、テレビやスマホ、PCです。これらの画面から発せられるブルーライトは、脳を興奮状態にするうえ神経を過敏にして眠りづらくするといわれています。ブルーライトの光の構造は朝の目覚めを誘う朝日の光と似ているといわれているため、眠りづらくなってしまうのです。

頭皮に汚れがたまっているのもNG

手入れ育毛剤の効き目が感じられない人は洗髪に問題のある場合があります。洗髪が十分に行われず、毛穴に皮脂が詰まった状態になっていたり、頭皮が皮脂でベトベトした状態なのに育毛剤をつけても、浸透するどころか雑菌を繁殖させる原因になります。

頭皮が清潔に保たれていないと、角質が固まって頭皮自体が硬くなりますし、毛穴が詰まっていると育毛剤は毛穴の奥まで浸透しません。

合成界面活性剤が入った洗浄力の強いシャンプーなどを使って頭皮を乾燥させてしまうのもよくありませんので、頭皮や髪にやさしいとされるシャンプーを使用し、しっかり洗いあげるようにして清潔に保った上で育毛剤を使用するようにしましょう。

自分に合った育毛剤を見つける

育毛剤にも色々と種類があります。薄毛全般に対応しているものから、頭皮環境を改善させ血流を促進してくれるもの、そして遺伝子性の脱毛にのみ効果を示すものなど様々です。

自分の薄毛のタイプをしっかり把握しないと、自分にあった育毛剤を選択することはできません。そのため自分の薄毛のタイプを把握ししたら、商品の特徴などを自分なりにチェックしながら、効果が得られる育毛剤を見つけていくことが大切です。育毛剤の効果を感じられない人は、育毛剤の選択が上手く出来ていない場合があります。