フィンペシア育毛剤の種類

フィンペシアはプロペシアのジェネリック薬品

フィンペシア

最近になって耳にすることが多くなった育毛剤・フィンペシア。興味をお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし海外発の育毛剤なので、あまり情報が多くありません。お困りの方に向けて、フィンペシアの特徴とともに効果と使い方などを解説しています。フィンペシアの利用を検討している方は確認しておきましょう。

プロペシアのジェネリック医薬品「フィンペシア」

フィンペシアは、インドのシプラ社が製造・販売している育毛剤です。インドと製薬会社のイメージが結び付きにくいかもしれませんが、シプラ社はHIV治療薬や抗がん剤などを世界各国に販売している大手製薬会社です。信頼性の高い製薬会社が製造・販売している育毛剤といえるでしょう。

個人輸入での服用者が多い人気育毛薬品

最近になって、日本でもフィンペシアの服用者が増えているといわれています。フィンペシアは人気育毛剤の地位を確立しつつあるのです。もちろん、ドラッグストアなどでは購入できないので、服用者のほとんどが海外から個人輸入を利用しています。なぜ、面倒な個人輸入をしてまでフィンペシアを利用する方が多いのでしょうか。

プロペシアよりコストダウンできる

フィンペシアの有効成分は、プロペシアと同じフィナステリドです。つまり、フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品なのです。ここで気になるのが価格の差です。日本国内でプロペシアの処方を受けた場合、1錠あたり250円程度のコストがかかるといわれています。一方、フィンペシアを個人輸入すれば1錠あたり20~30円程度で利用できます。わずか10分の1程度で利用が可能なので、個人輸入してフィンペシアを利用する方が多いのです。

ジェネリックの製造承認取得で国内発売が開始

育毛剤に詳しい方であれば、フィンペシアがプロペシアのジェネリック医薬品と聞いておかしいと感じた方がいるはずです。プロペシアは特許満了を迎えていない育毛剤なので、ジェネリック医薬品が販売できないはずなのです。「偽物では?」と思うかもしれませんが、インドならではの事情が絡んでいます。

フィンペシアが製造・販売されたときのインドでは物質特許が認められていませんでした。2005年から物質特許が認められるようになったのですが、それまでに製造・販売していた医薬品は、特許保有メーカーに少額のロイヤルティを支払えばそのまま製造・販売できると定められているのです。国際的に見ればイレギュラーな形なので、フィンペシアの正しい位置づけはプロペシアのインド版ジェネリック医薬品といわれています。

フィンペシアの働きや効果とは

信頼できる医薬品であることが分かったところで、フィンペシアの働きや効果が気になるはずです。フィンペシアには、どのような働きや効果が期待できるのでしょうか。

プロペシアと同じくDHTにアプローチ

フィンペシアにはプロペシアと同じフィナステリドが配合されています。フィナステリドには、男性ホルモン・テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する5αリダクターゼを阻害する働きがあります。つまり、フィナステリドには、ジヒドロテストステロンの生成を抑える働きがあるのです。

ジヒドロテストステロンは、毛乳頭のレセプターと結びつくことで髪の毛の成長を阻害します。これにより、髪の毛のミニチュア化や成長しきっていない髪の毛の脱毛が起こります。ジヒドロテストステロンの生成を防ぐことはこれらを防ぐことにつながります。つまり、フィナステリドを含むフィンペシアには、髪の毛のミニチュア化や抜け毛を防ぐ効果が期待できるのです。ちなみに、プロペシアにも同じ効果が期待できます。

早くても3ヶ月、気長に服用の継続が必要

フィンペシアなどの育毛剤を始めると、すぐに効果が現れると考える方が多いはずです。しかし実際は、ヘアサイクルに従い毛が生えてくるので、すぐに効果は現れません。フィンペシアの場合、効果が現れるまで最低でも3~6カ月かかるといわれています。

では、どれくらいの効果を期待できるのでしょうか。残念ながら、1年くらい服用を続けても現状維持程度の方が多いようです。中等度~著名に改善する方は全体の1割程度(1年服用を続けた場合)といわれています。しかし服用を2年、3年と続けることで、その割合が4割程度まで増えていきます。フィンペシアの利用は、根気よく続けることが重要といえそうです。

服用にて気をつけたいポイント

最後に気になるのが、フィンペシアの服用方法です。フィンペシアはどのように服用すればよいのでしょうか。

服用法はプロペシアと同じ

フィンペシアは女性と子どもの服用NGフィンペシアの服用方法はプロペシアと同じです。具体的には、1日1回フィンペシア1錠を飲むだけです。ジュースなどで飲んでも構いませんが、飲むときに錠剤を割ってはいけません。また、女性や未成年者は服用できません。同様の理由で、フィンペシアを服用している方は献血できません。献血した血液が女性や未成年者に使用される恐れがあるからです。献血は、フィンペシアの服用をやめてから1カ月以上期間をあけて行いましょう。

前立腺がん検査時にはフィンペシア服用を医師に伝えましょう

前立せんがんの検査にも注意が必要です。フィンペシアを服用すると、前立せんがん検査で測定するPSA値が50%程度まで低下するからです。正しく検査できないので、前立せんがん検査を受けるときはフィンペシアを服用していることを医師に伝える必要があります。

性欲減退の副作用の可能性も

以上のほかでは、副作用にも注意が必要です。フィンペシアを服用すると性欲減退やインポテンツなどが起こりやすくなります。これらのリスクがあることを理解したうえで服用しましょう。

偽造品に気をつけて

最後に注意したいポイントが偽造品です。個人輸入で購入できる海外の医薬品には偽造品が多いといわれています。効果がないものや健康に悪影響を及ぼすものなどがあるので注意が必要です。万が一、重大な副作用が起きても、個人輸入した医薬品は医薬品副作用被害救済制度を適用できません。自己責任になるので利用する方は気をつけましょう。

フィンペシアのコーティング剤・キリンイエローの噂

副作用と関連して覚えておきたいのが、フィンペシアに使用されていたコーティング剤・キリンイエローWSに関する噂です。キリンイエローWSとは、子供の注意欠陥や多動性障害を起こす恐れがあるとして欧州で自主規制対象となった着色料です。日本国内でも使用量に制限がかけられています。しかし、薬のコーティングに使用する程度であれば問題ないという理由で医薬品などに使用することは認められています。

大きな話題になったので、販売中のフィンペシアにキリンイエローWSは使用されていないといわれています。錠剤が白い場合は使用されていないと考えてよいでしょう。錠剤が黄色い場合はキリンイエローWSが使用されている恐れがあります。気にしすぎる必要はありませんが、身体によいものではないかもしれないので気になる方は注意したほうが良いでしょう。