この記事で分かること
毛母細胞活性化も期待できる!編集部おすすめの育毛剤3選
チャップアップ
“育毛の父”というキャッチコピーでお馴染みのベストセラー育毛剤です。55種類の天然成分と15種類のアミノ酸系成分を配合し、肌に優しい無添加・無香料の育毛剤に仕上がっています。「チャップアップ」の主な有効成分は、以下の通りです。
- センブリエキス(血行促進効果)
- グリチルリチン酸ジカリウム(頭皮環境改善効果)
- 塩酸ジフェンヒドラミン(頭皮のかゆみ・炎症を防ぐ効果)
「チャップアップ」は、アジア諸国に自生する「センブリ」から抽出した「センブリエキス」、生薬の「甘草(かんぞう)」の根から抽出した「グリチルリチン酸ジカリウム」、抗ヒスタミン薬として知られる「塩酸ジフェンヒドラミン」を配合しています。とりわけ「塩酸ジフェンヒドラミン」には、抗炎症作用および殺菌作用が認められており、血流促進成分を頭皮に浸透しやすくする効果も期待できます。
また「センブリエキス」は、今話題の育毛剤の多くに配合されている成分です。髪が生成される毛乳頭を刺激し、同時に毛母細胞を活性化させます。薄毛解消
に大きく貢献する、優れた成分といえるでしょう。
安心の国内製造。毛髪診断士への相談などサポート大勢も充実
育毛剤を選ぶ上で気になるのが副作用ですが、「チャップアップ」は国内製造かつ第三者機関での商品検査を実施しています。ユーザーが安心して使えるよう、製造〜検査まで厳しく目を配っています。また商品購入後のアフターサポートが充実しているのも、「チャップアップ」の特徴です。
例えば「チャップアップ」は、商品購入者・購入検討者に対して、「毛髪診断士」によるサポートを提供しています。「副作用がないか心配」「本当に効果があるの?」といった不安・悩みには「毛髪診断士」が直接対応します。購入検討者にも対応するため、まずは電話やメールで相談してみると良いでしょう。
フィンジア
自社研究をもとに行き着いたゲートアクセスの独自理論で、最新育毛成分を毛穴奥に届けます。「フレグランスジャーナル誌」にも掲載されるほど世界中が注目する成分のパワーをあなたも体感するときです!
2015年の発売以来、右肩上がりで売り上げを伸ばしている人気育毛剤です。まずは「フィンジア」に含まれる有効成分を見てみましょう。
- キャピキシル(細胞修復効果)
- ピディオキシジル(細胞活性化による発毛効果)
- カプサイシン(薬液の浸透力を高める効果)
キャピキシルは、カナダの化粧品メーカーが開発した育毛成分です。シャクジソウ属の多年草である「アカツメクサ」から抽出した「アカツメクサ花エキス」と、極めて高い細胞修復作用のある「アセチルテトラペプチド-3」から構成されます。これには紫外線でダメージを負った頭皮、また毛母細胞などの修復効果が認められています。
「ピディオキシジル」は、代表的な発毛成分である「ミノキシジル」に近い分子構造を持つ成分です。具体的な効果も「ミノキシジル」に似ており、頭皮の血管拡張作用や毛母細胞活性化が期待できます。唯一違うのは、「ミノキシジル」よりも吸収されやすく、副作用の発症リスクが殆どないこと。薄毛治療の分野において、今注目されている新成分です。
また唐辛子に含まれる「カプサイシン」も配合していますが、育毛・発毛に直接影響する成分ではありません。「カプサイシン」の効能によって毛穴を開き、薬液の浸透効率を高めるのが目的です。あくまでも、補助的な役割を担う成分といえるでしょう。
科学的に認められているフィンジアの有効性
余談ですが「フィンジア」の有効性は科学的にも認められています。2018年3月に発行された「フレグランスジャーナル(香粧品科学研究開発専門誌)」の臨床試験によると、フィンジアを使用した被験者10名に以下の効果が認められました。
- 毛穴1つあたりの毛髪本数(+35.4%)
- 毛髪密度(+11.8%)
- 毛髪の成長速度(+17.0%)
上記エビデンスデータにより、「フィンジア」の優れた育毛・発毛効果が認められました。一般的な口コミサイトとは違い、説得力のある情報なのはいうまでもありません。
薬用ポリピュア
2007年に発売された、歴史ある育毛剤です。概ね3年間隔でリニューアルされており、現在は「ポリピュアEX」という商品名で販売されています。以下の2種類の独自成分を配合しています。
- バイオポリリン酸(保湿効果)
- バイオパップス(ヘアサイクルにおける成長期の延長効果)
上記成分はどちらも難解であり、具体的な作用メカニズムは殆ど知られていません。噛み砕いて説明すると、「バイオポリリン酸」とは、保湿効果のある酵母エキスにあたります。たんぱく質を介して毛乳頭に指令を出し、新しい髪の発毛を促す成分です。「ポリピュアEX」の開発・研究チームが特許を取得しており、一般的な育毛剤には配合されていません。
「バイオパップス」は、海洋酵母から抽出した酵母エキスです。毛母細胞の活性化を促したり、毛包の炎症を抑制したりする効果が認められています。またヘアサイクルにおける成長期の持続・延長効果もあるとのことです。「バイオポリリン酸」が発毛系の成分なら、「バイオパップス」は育毛系の成分といえるでしょう。
頭皮環境の保持・正常化につながる多彩な有効成分
上記2成分が注目されますが、高麗人参から抽出した「ニンジンエキス」、「チャップアップ」にも配合される「センブリエキス」と「グリチルリチン酸ジカリウム」、ビタミンB群の一種である「パントテニルエチルエーテル」といった有効成分も配合しています。独自成分に加え、頭皮環境を保ったり、正常化したりする成分を多く含むのが特徴です。
毛母細胞活性化が育毛剤に求められるワケ
育毛剤の効果を知る
そもそもなぜ、薄毛改善に育毛剤が有効なのか。育毛剤の効果や作用メカニズムをおさらいしていきましょう。
育毛剤の主な効果
- 育毛剤は毛母細胞の分裂・増殖を促す
- 頭皮環境の維持および正常化を促す
育毛剤には、毛母細胞の分裂・増殖を促す効果が認められています。育毛剤の薬液が脱毛部位に浸透することで、毛根にある毛母細胞が活性化し、新たな髪の発毛に繋がります。また、育毛剤には頭皮の血行促進作用があります。頭皮マッサージを併せて行うことで、より血行促進効果が高まるといわれます。
毛母細胞は“育毛の生命線”
先述した毛母細胞について、もう少し掘り下げていきましょう。毛母細胞とは、毛根を構成する細胞のこと。毛母細胞が分裂・増殖を繰り返すことで、新たな毛髪が作り出されます。いわば“育毛の生命線”であり、毛母細胞をいかに活性化できるかが、薄毛改善の鍵となるわけです。
昨今話題の育毛剤や、市販されている育毛剤の多くには、毛母細胞を活性化する成分が含まれています。先述した「チャップアップ」をはじめ、「センブリエキス」などの有効成分が代表的です。現在育毛剤をお探しの方は、配合成分一覧に「毛母細胞を活性化する成分が含まれているか」を確認してみましょう。なお、毛母細胞を活性化させる成分として、以下のようなものもあります。
- ペンタデカン酸グリセリド
- ローヤルゼリーエキス
- ビオチン
- 酵母エキス
- ジオウエキス
- トレオニン
- ニンニクエキス
- クロレラエキス ……etc
現在検討中の育毛剤に、これらの成分が含まれているかチェックしてみてください。
細胞活性化に効くのは育毛剤?発毛剤
発毛剤は、薄毛の「治療」に用いられる医薬品の総称です。既にAGAなどの薄毛症状が認められる患者に用いります。薄毛症状の多くは、頭皮のヘアサイクルの乱れが原因で引き起こされます。発毛剤は、成長期の毛母細胞を活性化させ、ヘアサイクルを正常化させることで、発毛や髪の成長を促す医薬品です。
一方の育毛剤は、薄毛症状を「予防」するための医薬部外品です。頭皮環境を整えたり、頭皮の血行を促進したりして、抜け毛を防ぎます。近年は、毛母細胞を活性化させる発毛剤に近い育毛剤も登場しています。ただし、育毛剤は医薬部外品であるため、大々的に「発毛効果がある」と謳うことは認められていません。
どちらを使えば良いのか悩んでいる方は、以下を参考に選んでみてください。
発毛剤 | 既に薄毛が進行している人/脱毛部を改善したい人 |
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育毛剤 | 毛髪のボリュームダウンが気になる人/ハリ・コシが低下している人 |
異常な脱毛が見られる場合、まずは発毛剤を手に取るべきです。専門クリニックで処方を受けるのが理想ですが、最寄りのドラッグストアや「amazon」で販売されている発毛剤でも構いません。
また毛髪のボリュームダウンやハリ・コシの低下が気になるなら、育毛剤の購入を検討しましょう。深刻な薄毛を引き起こさないためにも、育毛剤で予防することが大切です。
細胞活性化に期待できる育毛剤で、元気な髪を手に入れましょう
ベストな育毛剤は人によって異なります。
有効成分や臨床試験結果、ランキングサイトでの評判・レビューなどを比較し、「毎日続けられる1本」を見つけましょう。
その上で、細胞活性化に期待できる育毛剤がどうか、事前に確認することも大切です。
本記事でピックアップした育毛剤は、その点をしっかりとカバーしています。まずは各商品の公式サイトを覗いてみてください。