頭皮も肌と同じように気を使ってあげたい
肌に使う化粧水やファンデーションは、その肌質に合うタイプのものを使用している人がほとんどです。オイリー肌の人はさっぱり系の化粧水、乾燥肌の人は保湿力の高い化粧水を使うように、使用するシャンプーも髪質や頭皮の体質に合ったものを使うようにしましょう。
ベタベタする頭皮をきれいさっぱりさせたい時は?
頭皮に軽いかゆみやベタつきを感じる場合、その原因は毛穴のつまりかもしれません。頭皮から分泌された皮脂が毛穴の中で古い角質と混ざって角栓となり、毛穴を塞いでしまいます。それが頭皮にトラブルを起こす原因になっている可能性があります。
毛穴は清潔に保ちましょう
毛穴の詰まりは、悪化すれば抜け毛の原因にもなります。
週に一日は”頭皮洗浄の日”をつくりましょう
週に1回は頭皮を徹底的に洗浄する日として設定しましょう。その場合、適しているのはスカルプ用やせっけん系、高級アルコール系など洗浄力の強いシャンプーです。一般的に洗浄力が強いと言われているシャンプーで、余分な皮脂や頭皮や毛髪についている汚れをしっかりと洗い落としましょう。
抜け毛ケアができるシャンプーを行うには?
抜け毛に対処したいときは、頭皮環境を考えて洗浄力がマイルドなアミノ酸系のシャンプー剤を用いるのがよいでしょう。女性の場合は、女性向けの無添加育毛シャンプーがおススメです。というのも、女性は男性に比べて皮脂量が少なく、どんなに皮脂が気になる人でもその量は男性の2分の1と言われています。そのため、もしご主人の育毛シャンプーを使うなどすると、シャンプー剤によっては頭皮の乾燥状態をまねく恐れがあるのです。
25歳以上の女性は頭皮が乾燥気味です。
女 性は25歳を過ぎれば、頭皮からあまり皮脂が出ない乾燥気味のドライ頭皮になる傾向にあります。アミノ酸系シャンプーはマイルドな洗浄力のため、頭皮にも髪にも比較 的刺激が少なく、ドライ頭皮にも負担をかけません。そして洗浄成分が天然素材を使っていることが多く、自然にも優しいシャンプーであると言えます。
シャンプーで乾燥した頭皮は、抜け毛悪化に繋がります
頭皮の乾燥はフケやかゆみの原因となるほか、毛根へのダメージも与えかねません。ダメージにより、抜け毛をさらに悪化させてしまいます。頭皮はデリケートなので、乾燥するからとシャンプーをしなければ毛穴に皮脂や汚れが溜まりますし、逆に洗浄しすぎると肌荒れを起こしてしまいます。そのため、頭皮にうるおいを残せるシャンプーを行えるのがベストと言えるでしょう。
このようにシャンプーの種類にも様々なものがありますが、頭皮のタイプに合ったものを選んで使用することが大切です。合わないものを使用すると抜け毛を促進させたり、症状を悪化させることにもなりかねませんので注意しましょう。
艶のある髪を目指すならシャンプー方法も気をつけたい
艶のない髪の場合、ゴシゴシとシャンプーでこするように洗いすぎている場合があります。もしくは髪自体が傷んでいてキューティクルがはがれているということもあります。髪を洗うというより頭皮を洗うようにしましょう。
シャンプーによる抜け毛を少しでも減らしたい工夫とは?
1日あたりの抜け毛は通常100本程度と言われています。何をせずとも自然に抜けますし、ヘアサイクルに問題がなければ、休止期後にまた生え出してきます。とはいえ、抜け毛が気になる場合、なるべくシャンプーの抜け毛を減らしたいもの。
シャンプー前に髪の毛の絡まりを解きましょう
抜け毛を減らすには、まずシャンプー前に髪の毛の絡まりを解いておきたいところです。絡まったままの状態でシャンプーすると、髪の毛に余分なパワーがかかってしまい、抜けるはずのなかった髪の毛まで抜けてしまう可能性があります。
シャンプー前に髪と頭皮の湯洗いもしっかりと
最初の泡立ちを行なうためには、どうしても余分な力を加えてシャンプーしてしまいます。そうすると髪や頭皮を傷めかねませんので、シャンプー液を使う前段階で、しっかり髪の毛と頭皮の湯洗いを行い、ホコリや汚れを流しておきましょう。ここを丁寧にするだけで、すんなりと泡が立ちます。
ボリュームを失った髪にハリやコシを持たせるシャンプー方法って?
髪がぺしゃんこになってしまう原因は、洗い上がりがしっとりし過ぎてしまうシャンプー剤を使っていることが考えられます。
洗髪不足による毛穴詰まりで軟弱な髪の毛に……
また、髪がハリやコシを失い細くなる原因として考えられるのは、老化現象以外にうまく洗えていないために起こる毛穴の詰まりです。
毛穴が詰まることで細くて弱い髪の毛しか育てることができない頭皮になってしまっている場合があります。弱い髪の毛しか育たないだけでなく、抜け毛を促進する結果にも……。そして髪についた余計な油分によって、髪をぺたっと平らにしてしまっている場合もあるのです。
シャンプー剤での洗髪は頭皮をメインに
いざシャンプーで洗う段階では、髪の毛よりも頭皮をメインに洗いましょう。指の腹を使って、円を描くような流れで頭皮をマッサージしながらやさしく動かします。すすぎでは、シャンプー剤や皮脂汚れなどのすすぎ残しがないよう十分にすすぎます。