育毛剤育毛剤の種類

手作り育毛剤の作り方~薄毛・抜け毛への効果は?

育毛剤

手作り育毛剤で薄毛対策?!

薄毛改善を行ないたい人にとって育毛剤は欠かせない存在です。インターネットやドラッグストアで数多くの育毛剤が販売されていますが、値段が高いので手が届かない、と思っておられる方も多いようです。
あなたもそのように感じているのであれば「手作り育毛剤」にチャレンジしてみるのはどうでしょうか。
「育毛剤を作れるの?」という声が聞こえてきそうですが・・・実際に可能です。
芸能人の中にも試している方おられ、話題になっている「手作り育毛剤」ですが、ご家庭でも簡単に作ることができます。
市販されている育毛剤には研究結果によって裏付けされている育毛剤分が含まれていますが、天然の植物にも育毛に効果的な有効成分が含まれているのです。

手作り育毛剤の育毛効果は?

市販されている育毛剤を自分で作る・・・薄毛改善に効果的なのでしょうか?
せっかく自家製育毛剤を作ったとしても効果が無ければ意味がありませんよね。それでまず、手作り育毛剤の効果性について取り上げたいと思います。

天然植物には育毛成分がいっぱい

市販されている育毛剤のなかには、天然の植物から抽出された有効成分を使用しているものがあります。
育毛剤の原料になっている有効成分を植物から直接抽出して使用するわけですから、育毛に関して期待できるのは事実です。
自分の症状に合った育毛成分を選び、育毛剤として使用することによってオーダーメイド感覚の育毛剤を作り出せるかもしれません。

薄毛対策としての育毛効果は不透明

市販の育毛剤の場合は、専門家が育毛・発毛に有効な成分を分析して配合しており、臨床実験が行われている場合もあります。
数千人の使用者データを集めて効果性が実証されているものも多いですが、手作り育毛剤の場合はそのようなデータがなく効果性が不透明です。
また、市販の育毛剤の場合は口コミ情報が多いので効果性を見極める参考になります。実際の使用者の声が書き込まれているのでリアルな情報が入手できます。
加えて、ネット上では育毛剤の有効成分を解析しているサイトも多く、育毛剤に含まれている有効成分が育毛・発毛にどのように役立つのかを解説しています。
一方、手作り育毛剤の場合は口コミやネット上の情報も乏しく、リアルな情報が少ないようです。そのため、効果性に関する信憑性も限られてしまいます。

手作り育毛剤に効果的な発毛成分

薄毛改善に効果的な育毛成分を含んでいるとして、注目されているのがアロエとミカンです。
実際、市販されている育毛剤にもアロエやミカンの成分を使っているものが多く、育毛効果はお墨付きと言えるでしょう。
両者には、頭皮環境の正常化や毛根細胞の活性化、頭皮の血行促進などの効果があります。
どちらも手軽に入手できるものですし、比較的安価ですから薄毛改善を始めたいという方にはうれしい材料でしょう。

手作り育毛剤の育毛成分 アロエ

育毛剤を手作りするのであればアロエは外せません。アロエには500を超える豊富な種類があり、化粧品や美容液、ヨーグルトなどに使われています。
アフリカの過酷な環境で繁殖するアロエには栄養素が豊富に含まれており、育毛に効果的な成分が含まれています。
日本でも明治時代から医薬品に使用されることが多く、昔から日本人はアロエの有効成分に注目していたのです。

アロエ成分で男性ホルモンを抑制

アロエが育毛に効果的であるといわれている理由の一つがアロインと呼ばれる成分です。男性型脱毛症(AGA)の主な原因は男性ホルンの影響であるといわれています。
男性ホルモンがたくさん分泌されると、薄毛を進行させるジヒドロテストステロンという成分が過剰に分泌され、それによって薄毛が進行してしまいます。
アロインには男性ホルモンの分泌を抑える働きがあるといわれており、男性ホルモンの分泌を抑えることによってジヒドロテストステロンの生成を抑制することができるのです。
多くの育毛剤やトニックシャンプーにはアロエ成分が含まれており、薄毛治療に期待ができる成分です。

アロエに含まれる育毛成分で細胞分裂を活性化

アロエにはタンニン酸と呼ばれる有効成分も含まれており、育毛・発毛を語るうえで欠かせない成分です。
タンニン酸はとても細かい分子構造をしており、毛根の内部にまで浸透することができます。また、この成分にはデトックス効果があり細胞を活性化させる効果があります。そのため、多くの美容液や化粧品にも使用されており、お肌がツルツルになると評判です。
育毛剤として塗布することによって頭皮の毛根の奥深くに入り込み、細胞分裂を促進させることによって血行促進や毛母細胞が活性化されます。
市販の育毛剤や医薬品を使用した場合のような急激な変化は期待できませんが、長期的に使用することによって薄毛改善が期待できます。

手作り育毛剤に効果的 ミカン成分

市販の育毛剤の中にも柑橘系から有効成分を抽出した商品が多く販売されています。特に、柑橘系の中でも手に入りやすいミカンが人気です。
国内でも生産されているミカンはスーパーでも購入しやすいですし、比較的安価で買えます。手作り育毛剤に適している材料と言ってもいいでしょう。

ミカン成分リモネンで薄毛改善

ミカンに含まれるd-リモネンは薄毛改善に期待できる有効成分です。
男性型脱毛症(AGA)の原因の一つはジヒドロテストステロンの影響によるものですが、これは男性ホルモンの影響によって作り出され、抜け毛を進行させます。
リモネンにはジヒドロテストステロンの生成を抑える働きがあり、根本的な抜け毛予防に期待されています。
他にも、ミカンには毛根細胞への栄養を増幅させる成分や血行促進、頭皮環境正常化に効果的な成分が含まれています。
ミカンの皮で作った育毛剤にはレモン系の香りがあり、リラックス効果も期待できます。ストレスは抜け毛の大敵ですから、柑橘系の香りでリラックス効果を高め抜け毛を予防します。
手軽に入手できる材料ですから是非試してみたいですね。

効果的な育毛剤の作り方

手作り育毛剤を試してみたいと思っておられる方に作り方をご紹介します。
手作りの育毛剤で効果を実感している方もいるので、薄毛改善の症状が現れるかもしれませんよ。

アロエ育毛剤

前述の通り、豊富な栄養素を含んでいるアロエからご紹介します。
まず、アロエを500グラム、ホワイトリカー180ccを用意します。アロエを3センチほどにカットして2,3日陰干しします。アロエに水分が残っていると有効成分が溶けだしにくくなるのでしっかりと乾かします。
乾かしている間に保存容器の準備です。保存容器内で雑菌が繁殖しないように煮沸消毒をしたあと除菌を行ないましょう。
アロエがしっかりと乾いたら、保存用容器にアロエとホワイトリカーを入れて出来上がりです。数滴、頭皮に塗布して異常を感じないかどうか確認してから使用してください。
頭皮にまんべんなく振りかけることができるように、スプレータイプのように詰め替えると便利です。

ミカン育毛剤

次にミカン育毛剤の作り方です。ミカン数個、ホワイトリカー150ccを準備します。
育毛剤に使用するのは皮ですから、皮に付着している農薬等を丁寧に取り除きます。ピーラー等で薄く皮をむいて3日ほど陰干しします。
その後、消毒した容器の中にミカンの皮とホワイトリカーを入れて冷蔵庫で保管します。一週間ほど保管してから中の皮を取り除きます。そして、更に約二週間寝かせたら完成です。
使用期限は二週間程ですから期限を過ぎたものは破棄して新しいものを作りましょう。

手作り育毛剤の保存方法に注意

市販の育毛剤には防腐剤や添加物、保存料が含有されていますが、手作り育毛剤の場合は全くの無添加で作り上げることができます。そのため、髪・頭皮にやさしく男女を問わず安心して使用することができます。
しかし、作り方・保存方法には注意が必要です。防腐剤や保存料が入っていないため品質が悪化しやすく、保存方法に注意する必要がります。
保存方法が悪く、雑菌が入った育毛剤を使用すると頭皮トラブルの原因になりますし、抜け毛を進行させてしまうかもしれません。

育毛成分が劣化すると頭皮トラブルの原因に

市販の育毛剤の使用期限は未開封の場合3年程度です。開封した場合でも半年程度は使用することができるでしょう。
しかし、手作り育毛剤の場合は保存料が含まれていないのでなるべく早く使い切ることが大切です。
使用しているのは自然植物に由来するものなので、容器の中で成分が腐食することも十分に考えられます。
状態の悪いものを頭皮に塗布すると、頭皮トラブルの原因になったり、カビやフケの原因になることもあります。
そのため、保管期限を正確に管理するために保管容器にラベルを張って日付管理を徹底することが必要でしょう。

育毛剤の製造過程にも要注意

自宅で育毛剤を作るときに雑菌が入り込まないように注意を払うことが大切です。使用する材料や保管容器を消毒・殺菌することが必要になります。
特にミカンやアロエを使用するときは、皮に付着している農薬をしっかり取り除きましょう。農薬を除去するための洗剤も販売されていますから、心配であれば使用することもできます。
また、育毛剤を保存する容器にも注意が必要です。育毛剤を手作りする時に保存容器内に雑菌が繁殖してしまうことが多いようです。煮沸消毒や除菌消毒をするなどの手入れを忘れずに行ないましょう。

手作り育毛剤でアレルギー反応?

100%無添加の植物成分を使っていてもアレルギー症状が出てしまうことがあります。使用成分と肌の相性が合わないこともありますし、配合濃度によって頭皮に異常が出ることがあります。
そのため、敏感肌やアレルギー体質の方は事前にパッチテストを行ってから使用する方がいいでしょう。
頭皮は体の中でもデリケートな皮膚ですから、痒みや痛みが出てしまうと、頭皮環境が悪化して育毛に悪影響が及んでしまいます。
手作り育毛剤でも体質に合わない場合があることを覚えておきましょう。

パッチテストのやり方

自家製育毛剤でもアレルギー症状が出る可能性がありますから、事前にパッチテストを行ないましょう。やり方は簡単です。
手作り育毛剤を二の腕などに塗布して様子をみます。24時間経過しても異常が現れなければ問題ないでしょう。
もし、赤く炎症を起こしたり、痒みが起きた場合は、あなたの体質に合っていないので別の材料に変更しましょう。
先にも述べたように、肌に合わない育毛剤を使ってもトラブルの原因になるだけで育毛には逆効果です。
う。

今すぐ手作り育毛剤で育毛対策を開始

薄毛・抜け毛を改善したいのであれば、なるべく早く育毛習慣を開始することが大切です。症状が進行すればするほど改善のための時間が必要になります。
今までに、薄毛対策を先延ばしにしていた方でも手作り育毛剤であれば育毛対策を始めやすいかもしれません。
手作り育毛剤にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

コストパフォーマンスが優れている

販売されている育毛剤を購入しようと思うと5,000円~10,000円程度の費用がかかります。もし、10,000円の育毛剤を毎月使用すると年間で120,000円の出費になります。
しかも、育毛剤は最低でも半年程度、使用し続けることが大切ですから、コストパフォーマンスが悪いと家計を圧迫してしまいます。
実際、薄毛治療のために育毛剤の使用を始めたものの、経済的な理由で使用を中止した人も多いようです。
経済的に無理をして育毛剤を使っていても、ストレスの原因になってしまうかもしれませんし、使用期間を引き延ばすために、塗布する育毛剤の量を節約してしまうと十分な効果が得られない場合もあるようです。
その点、手作り育毛剤であればコストを抑えることができますし、ケチらずに育毛剤を思いっきり使うことができます。
不十分な量の育毛剤を使用するよりも、自家製育毛剤をたっぷり使用した方が効果的である、との見方もあります。
コストを抑えつつ、長期間育毛剤を使用し続けたい、と思っている方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

含有成分が把握できる

販売されている育毛剤の場合、含有されている有効成分を完璧に把握することは難しいでしょう。
インターネットを調べれば育毛剤の解析情報を探し出すこともできますが、専門用語が多く理解しにくい場合があり信憑性にも疑問が残ります。
その点、手作り育毛剤は配合成分や有効成分を完璧に把握することができるので、自分の体質にあった育毛剤を作り出せます。
育毛剤によっては口コミで高い評価が付いていても自分の体質に合わず、痒みや発疹が出てしまうこともあります。
自家製育毛剤であれば自分で配合や使用成分を調整できるので安心です。

特に女性にはおすすめ

特に女性の場合は乾燥肌や敏感肌の方が多く、市販の育毛剤を使用すると痒みや発疹などのトラブルが出てしまうことがあります。
基本的に女性用育毛剤は頭皮に優しい成分で作られているとはいえ、人によってはアレルギー症状が出てしまうのです。
市販の育毛剤には防腐剤や添加物が含まれている場合が多く、それらがトラブルの原因になってしまうのでしょう。
天然の植物成分を使った手作り育毛剤であれば、使用に関するトラブルを最小限に抑えることができるでしょう。

手作り育毛剤に期待できるか?

今回は手作り育毛剤についてご紹介しました。コストパフォーマンスに優れており、アレルギー症状の心配が少ない、というメリットがある手作りの育毛剤ですから、試してみる価値はあるでしょう。
公開されている情報が少ないので効果性に関しては不透明の部分が大きいですが、アロエやミカンに育毛成分が含まれていることは事実ですから薄毛を改善できるかもしれません。
コストパフォーマンス最小限に抑えつつ、育毛対策を行ないたい方は是非お試しください。